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今、私は中3女子の家庭教師をしております。 このバイト、実はウエンツ先輩から紹介されて始めたバイトなんですが、ウエンツ先輩が 「大丈夫!オマエなら多分つとまるはずだから」 という意味不明の理由で、11月から 教える科目は、一通り英国社数理の5科目。 報酬は、2時間で1万円の高額バイト。 バイト代は、その場で支払われる取っ払い!イエイ!! 彼女の親なんですが、IT企業を営み、ポルシェ&フェラーリを所有。煉瓦造りの大邸宅に住まうブルジョワジーなんです。まあ、私と対極の世界にいらっしゃる方であると。 肝心の生徒なんですが、これが困ったヤツでね。九九ができない、英語もまともにできない、母国語である漢字すらほとんど書けないというフォレスト・ガンパー。来年からアメリカの高校に親が留学させるというので、試みに今日朝食べたものを英語でいわせてみたところ 「え〜と、ライスと〜フカヒレスープに〜アイファイヤー!」 おおおーーー!朝からフカヒレ!!すごいなあ〜!! ってもしかしてアイファイヤーって 目玉焼きのことかぁー!? また、彼女から発せられる言語は、男を紹介しろだの合コンがどうしただの全てがリビドーによって構成される。そんな彼女にはMr.リビドーぎょく総統を紹介することにしよう。 彼女は気が向けば、お構いなしに友人に電話をかけ 「てめぇ、制服返せよ!明後日の合コンで着るんだからよぉ〜!!」 「てか明日までに返さなかったら・・・」 「おめぇの机の中に、まぢゴキブリと冷凍ネズミ入れっかんな!」 生まれて初めて聞いたぞ、そんな脅迫。 どこで手に入れるんだ、冷凍ネズミ。 それとも冷凍庫には大量のアグレッシブなブツがストックされているのであろうか。 金持ちのやることは我々の想像を超えている。 「合コンにさあ〜セーター着てこうと思って〜」 「だけど洗濯したら縮んじゃって〜ちょーありえねえし〜」 「引っ張って延ばすから〜まぢそっち引っ張って〜」 「いやだ」 「ハァ!?何様〜!?」 「まぢヤレッつってんだよ、カテキョーだろ〜!?」 「オレはオマエのセーター引っ張るために雇われたわけではない!」 「ハァ!?その体、見せかけかぁ〜!?」 結局、綱引きの真似事をしてしまうオレ・・・ 後日ウエンツ先輩にこのことを報告すると 「オレもやらされた。おかげでヘルニア悪化だ!」と仰っていた。 さて、この中学生は約束の時間にやってきたタメシがない。 これは、彼女の帰りを待っていた一昨日の出来事である。 「先生、ちょっといらしてえ」 フェロモンムンムンの母親に呼ばれ部屋に入ると、そこはアトリエでした。 中には100号はあろうかという巨大な油絵が飾られている。 絵心のない私であるが、上手いか下手かの区別くらいはつく。 「いやー見事な絵ですね〜大作だ、これは!」 「アラッ!それじゃ他の作品も見て下さるかしら?」 ヤレヤレ、これだからウソはつくものではない。 「ビミョ〜」とか言っておくべきであった。 私の言葉に気を良くしたのであろう。 次に彼女が持ってきた絵は、アサヒビール本社屋上の炎のオブジェのような物体が描かれ、背景には赤や金色がベタベタと塗られたXファイルのモルダー捜査官が見れば猟奇事件の有力な容疑者の作品であると決めつけかねない珍妙な作品だ。 「エロチックでしょ・・・」 「真ん中が私で、男女が交わっているイメージで描いたの」 「な、なるほど・・・」 私にはコウンを描いたとしか思えない。 シャネルの香水を漂わせつつフェロモン婦人は、次の作品を取り出す。 それは、裸婦の描かれた油絵。 「これ、私の裸・・・実物はもっとすごいのよ」 しかしですね。 こんなことで動じる私ではありません。皆さんもご存知のように、数々の修羅場をくぐり抜けてきたこのミッキー。これしきのテンプテーションでは動じません。このような状況でも眉一つ動かさず、動かざること山の如しです。静かなること林の如しです。 他方では・・・ 私の心の中では、この時、激しい葛藤が繰り広げられていたことも事実でした。 母ちゃんの裸!! 母ちゃんの裸!! 母ちゃんの裸!! 母ちゃんの裸!! あれは、母ちゃんのハダカーー!! 必死に実家にいる母親の姿を思い出し、網膜にダウンロードを試みるオレ。 心の中で、天使と悪魔が激しく戦っている間も、フェロモンムンムンの母親によるエロチックな個展は絶賛開催中です。 「気に入って下さったようね・・・こちらも見てくれるかしら」 それよりも・・・ オレの膝に手を置くな! いつの間にそんな接近してんだ! つーか早く帰ってこい、娘! 特定の宗教を持たない私であるが、この時知らず知らずのうちに神に祈る自分がいた・・・ 神よ、私をこの窮地からお救い下さい。 我が願い通じますれば、私は毎日祈りあなたを称えます。 嗚呼、神よ・・・ 我が願い叶え給え! 「ただいま〜!ママー!ハラ減ったー!」 どこほっつき歩いてたんだ!?このバカメス!! そう、奇跡が起きたのだ! おお、神よ感謝します。 約束通り毎日必ずあなたを笑いをもって奉ります、笑いの神ウエンツよ。 追記 両親のこと何て呼んでます? パパ?ママ? お父さん、お母さん? おとん、おかん? 父上、母上? パパン、ママン? 私は、「おとう」、「母ちゃん」でした。 父親が、「何で俺だけお父さんじゃなくて、おとうなんだ?」と問われて 「さんがつくほど偉くないからだ!」 と答えたそうです。 全く覚えてないんですが、嫌なガキですね。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
バイトお疲れ様です。 |
佐藤 2005/12/01 10:45 |
ミッキー危機一髪じゃないですか! |
しのか 2005/12/01 10:47 |
うわぁ。。。そんなカテキョ先絶対嫌ですねぇ。。。 |
くろぶた 2005/12/01 12:27 |
初めまして。ここ最近ミッキーさんのブログが私の中で、もっともお気に入りでございます。毎日朝読むのが楽しみです。 |
aiko 2005/12/01 20:43 |
いつもありがとうです^^ |
aggiungere 2005/12/01 23:23 |
満を持して、進出。いつも、陰ながら楽しませてもらってます。 |
ひらお 2005/12/01 23:54 |
>佐藤さん |
ミッキー 2005/12/02 06:36 |
>aggiungereさん |
ミッキー 2005/12/02 06:37 |
素晴らしい日常ですね。 |
堀之内武蔵 2005/12/02 10:56 |
きゃー☆ハーレクインロマンスみたいっ♪うへへ |
葉月 2005/12/03 02:51 |
>堀之内武蔵 |
fukuB 2005/12/03 06:10 |
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